
今日はおばあちゃんの
84歳の誕生日。
わたしはおばあちゃん子で
おばあちゃんに
抱っこしてもらって
その腕の中でいつも寝てた。
そんなおばあちゃんが、
今日で84歳。
今朝、おめでとうを言って
プレゼントを渡したら
泣いてくれた。
嬉しいって、
何度も言ってくれた。
おばあちゃんの涙を見たのは
今までで二回だけ。
おじいちゃんが
死んじゃったときと、
今朝だけ。
それでわたしは、
いままで生きてきた
おばあちゃんを
本当に尊敬したんだ。
そして
30歳になるわたしは
まだ未熟すぎるけど
30年生きてきて
おばあちゃんの
涙に出会えて
ほんとによかったって
思ったんだ。
生きててよかったって。
きっとおばあちゃんも
今日すこしだけでも
そう思っただろうなって。
わたしはおばあちゃんに
泣くほど喜んでもらうまで
30年かかってしまったけど
そうやって
何十年もあとになって
やっと返ってくる。
人生の喜びって
そういう
ことなのかもしれない。
すぐに答えを
出そうとすることは
無知で浅はかで、
とても若いってこと。
すこしわかったよ。
わたしも84歳になったとき
嬉しくて涙がでるような
人生を生きたい。
おばあちゃん
長生きしてね。
いつもありがとね。
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